1人目2人目「体外受精」41歳で3人目「自然妊娠」の記録

現在43歳の3児のママです。 上2人は体外受精、3人目は奇跡の自然妊娠で出産をしました。一筋縄ではいかなかった約13年に及ぶ妊活と3人の出産の記録です。

⑥ 自然に任せるってどこからどこまでが自然なの?

 

前回の記事はこちら

 

3babynewborn.hatenablog.jp

 

 

 

 

手術も無事に終え、排卵も確認し、妊活への新たなスタートを切るにあたり、

 

選択1 → タイミング法からまた始める為に、

        排卵日予測に病院に通う

選択2 → 特に病院には行かず自然に任せてみる

選択3 → ステップアップし体外受精へ進む

 

という選択を迫られます。

 

今43歳の私からすれば、もうごちゃごちゃ考えずに近道を行け!

と思うのですが(笑)

 

その時は、まだどうにもこうにも「自然」に授かりたいという願望を捨てきれておらず、

私は、

 

特に病院には行かず自然に任せてみる

 

を選択します。

 

この時は「健康体になった」のだから、自力で少しは頑張りたいという

気持ちが大きかったのと、

クリニックに通っていた際の蕁麻疹etc…

病院がまだ少し怖かった時期ではありました。

 

今思えば、一番苦手だったのは、

 

「人工授精」の際に、

一つ屋根の下にいながら、出勤前のバタバタした時間帯に、

指定された容器に「精子」を詰めもらう

 

という作業を主人にしてもらうことが、

とにかく、精神的にしんどかった。

(何度か経験したので二人で出すというか協力して出すとか色々やったけど・・・)

 

そして、当時通っていたクリニックの先生にも苦手意識があったので、

「作業」としてお腹に入れられるのがなんていうか、

もっと大事に扱ってよ!とか思ってしまったり…

 

とにかく、あれをもう一度経験するのは避けたい…という思いから、

「自然」に任せてみよう!!

という選択をしたのでした。

 

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でも、結局のところ、

「自然」ってどこまでが自然なんだろう…って。

 

43歳の現在の私はあの頃の私に問いかけてしまいます。

 

排卵日を病院でチェックしていたら、それは自然じゃないの?

 

家で排卵日チェッカーで予測して、子供を作ることを前提に「する」ことだって、

つきつめてみれば「自然」じゃないんじゃない?とか、

 

できちゃった結婚」の人は自然なのか?

 

とか、

 

「結婚2年目にしてできました」が100点満点の自然なのか?

 

とか。



今、人工授精も、体外受精も、自然妊娠も経験して、

3人産んで思うことは、

 

どんな方法であれ、体外受精であれ、顕微鏡受精であれ、排卵誘発剤であれ、

排卵して、ハッチアウトして、受精して、胚盤胞になって、着床して、

数々のそれは数々の奇跡を経て赤ちゃんが宿り産まれるんだから、

 

もう、

 

どれも全部「自然」。すごすぎる奇跡だよ

 

って声を大にして言いたいです。

きれいごととかではなく。

 

 

 

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そして、「自然」に任せる判断をして、排卵日チェッカー頼りに、

妊活を進めるわけですが、、、まあそう簡単にはいかないですよね。

 

でもまだ手術したばかりだから、まだ卵巣が本調子じゃないんだ。

と自分を納得させたりしながら・・・

生理が来て落ち込むループにはまること約1年。

 

ちょっとしたきっかけで、突然のシフトチェンジを図ります。

 

沖縄が少し閑散期になる冬前に(ちょうど術後1年)

「お休みの過ごし方」について主人と話す機会がありました。

 

海外旅行に行こう、北海道においしいものを食べに行こうと

色々提案をしてくれたのですが、

こちらは、先月も排卵日にちゃんとしたし、いつだって妊婦の覚悟で過ごしている身。

 

旅行を手放しでは喜べない私と、

気分転換も含め色々計画してくれる主人とで

ちょっと大げんかになってしまいました。

 

そこで主人に、

 

「〇〇(私の名前)は、何かの修業をしてるの?

 あれもこれも我慢して、俺たちが楽しくしてないで子供なんてできるの?」

 

と…。

 

確かにお酒も元々あまり飲むタイプじゃなかったけど、

ほぼ飲まなくなっていたし、

キリンフリーが発売されたのが2009年!!今みたいにノンアルもそんなに主流じゃなかったんですよね・・・)

昔はよく出張にくっついて行ってたけど、

飛行機を伴うと思うとあまりしなくなっていました。

(初期はあまりよくないという知識があって)

 

 

確かにそうだな…と。

 

修業に主人も巻き込んでしまっていたな・・・と。

 

(この「修行」の話は次の記事でコラムとして書かせていただきますね)

 

もう終わりの見えないゴールを目指すのはしんどいな・・・と思い、

体外受精で授かった方の印象に残った話もあって、いきなり、体外受精に踏み切る決断をしたのでした。

 

 

 

 

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28歳 結婚を機に東京から沖縄へ

30歳 妊活スタート

    初めてのクリニック

    基本検査

    タイミング 4カ月

    人工授精 3ヶ月

    身体中に蕁麻疹

    大きい病院でMRI検査 

    両側に卵巣膿腫が見つかる

31歳 東京の病院で開腹手術

     沖縄に戻り経過観察

     無事生理再開

     排卵を確認

     病院に通わず妊活を再スタート

32歳 約1年排卵日チェッカーでの妊活をするもできず

     体外受精に踏み切る決断をする←(リアルタイムではないですが)今ココ