1人目2人目「体外受精」41歳で3人目「自然妊娠」の記録

現在43歳の3児のママです。 上2人は体外受精、3人目は奇跡の自然妊娠で出産をしました。一筋縄ではいかなかった約13年に及ぶ妊活と3人の出産の記録です。

⑨自分の「生の卵」に会える(KLC採卵)

 

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初めての体外受精

 

まずは、

初めての採卵です。

 

この記事でも書いたのですが、

 

 

3babynewborn.hatenablog.jp

 

やみくもに「神頼み」で頑張っていた時は、

〇か×か。生理が来るか、来ないか。のゴールしかなかったので、

気持ちの浮き沈みも激しく、モチベーションを保つことがとても大変でした。

 

 

でも(上記の記事で書いたように)1つずつクリアしていくべき「節目」というか

「関門」があるというのは、

この先にまた感じることですが、すごくありがたいことでした。

 

 

 

さて。いよいよ。いよいよ。

 

 

第1の「節目」(関門かな・・・)である「採卵」当日のお話です。

 

 

このブログはリアルタイムで綴っているわけではないので、

きっとこの10年で検査の仕方も変わったりしていると思うし、

細かい当日のスケジュールや動き、数値などは正直覚えてないこともあるので、

書けません。

 

 

私がその時思っていて、今から採卵に臨む方に、

 

「心構え」だけ、そっと・・・書かせてください。

 

 

内診で採卵できる卵があるということで、セキュリティのしっかりした別のフロアに移動し、

着替えて呼ばれるのを待ちます。

 

ピンクのガウンに着替えて、シャワーキャップみたいのをかぶり、

いよいよオペ室的なお部屋に呼ばれるのですが。

 

 

初めての方に…伝えたいことが2つ

 

1つ目は…

 

採卵は怖くないということ。

 

身体のことだし、それぞれの症状や卵の位置などで絶対痛みも違うと思うけど、

 

正直私は全然痛くなかった

 

最終的に4回ほど採卵を経験しましたが、

別に(子供の為だから頑張れる的な)精神論じゃなくて

私は4回とも全然痛くなかった。

 

もっと痛い検査いっぱいしてきたし、歯医者のが普通に痛いし…

なので、痛くない人もいるよと伝えたいです。

 

KLCの細い針。すごいと思う…。

 

無麻酔が怖いからとKLCを避けている人がいたとしたら、

私は卵巣の手術で全身麻酔も経験しているので、

夫や家族の周りの心配具合等を考えても、

無麻酔を選べるなら、ありがたいなと心から思います。

 

 

そして、2つ目は。

 

自分の卵をしっかり見てほしい

 

(最後の採卵から6年経っているので今は違ったらごめんなさい)

 

オペ室には、液晶画面があって、

その様子が拡大されて表示されているんです。

 

最初は怖くて目をつぶってしまうかもしれないけど…

 

絶対に、自分の卵を見てほしい!

 

自分の卵子見たことがある人なんて、

世の中で体外受精で妊娠を目指した人だけだと

 

思うんです。

 

こんな辛い思いしているけど

不妊治療しないでできるならそれにこしたことはないわけで)

何か、特別な経験をできたといえば、

自分も卵を見たことかな・・・と思うんです。

 

ストローみたいので、卵が吸われていく様子を見ることができるんですが、

キラキラと光って見えて、もうその時点で愛おしかった。

 

身体から離れて行った卵に、頑張れ――!って思って、

あとで私の身体に戻ってくるんだなーと思ったら、

卵に向かって、

「大丈夫だよ。ちょっと離れるけど、ママ待ってるよ!!!」

という気持ちになりました・・・

 

なので。

緊張して不安で採卵をこれから迎える方へ。

 

採卵は怖くないです。

大丈夫。

 

採卵の時点でちょっと「赤ちゃんに会えた」気持ちになりますよ。

 

 

((ぶっちゃけ、その後のガーゼを身体から自分で出すやつがキライ。

痛いとかじゃなくて、キライ・・・あれ嫌ですよね・・・))

 

 

 

そして、これはこっそり…

(KLC関係者の方に怒られちゃうかな…)

 

KLCでの採卵は、キャミソールはOKでした。

下着は脱いで、キャミソールの上にガウンというスタイル。

 

なので私はいつも、ブラトップで行って、お守りとか、

おっぱいの中に隠してました(笑)

左のおっぱいにお守り、右のおっぱいに結婚指輪みたいにして

こっそり入れてましたよてへぺろ

 

 

 

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ということで、無事に採卵することができました。

 

完全自然周期(本当に完全完全自然周期だったので)

成功報酬制度(※10年前の話なので現在とは変わっているかと思います)を

ということで、自然周期→分割胚移植でした。

 

(今考えるとなぜ胚盤胞移植にしなかったんだろう・・・?

その時は先生の指示で何も疑問に思わなかったのですが。)

 

 

その後、翌日かな。

受精確認をし、とりあえず「採卵」「受精」の関門は突破です。

 

 

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28歳 結婚を機に東京から沖縄へ

 

30歳 妊活スタート

    初めてのクリニック

    基本検査

    タイミング 4カ月

    人工授精 3ヶ月

    身体中に蕁麻疹

    大きい病院でMRI検査 

    両側に卵巣膿腫が見つかる

 

31歳 東京の病院で開腹手術

     沖縄に戻り経過観察

     無事生理再開

     排卵を確認

     病院に通わず妊活を再スタート

 

32歳 約1年排卵日チェッカーでの妊活をするもできず

     体外受精に踏み切る決断をする

     加藤レディースクリニック初診

     新鮮胚での移植が決まる

     自然周期で1つ採卵

     受精確認←リアルタイムではありませんが今ココ